若者への投票呼びかけに「AKB48」を起用
4月10日に投票日を迎える東京都知事選。元・お笑いタレントや実業家、さらに前回以前から高得票率で当選してきた現職まで立候補し、まれにみる“激戦”エリアとして注目を集める。
その話題性を後押ししようと、同都知事選のPR役として起用されたのが、今、人気絶頂とも言えるアイドルグループ「AKB48」。特に、ファン層の若者らに投票を呼び掛ける絶好に切り札になると見られていた。
だが、その見込みがここにいたって早くも黄信号が灯っているという。
地震後に計画停電や節電のあおりを受け
「asahi.com」によると、以下の通り。
人気アイドルグループ「AKB48」の20歳以上のメンバー13人を起用した、東京都選挙管理員会の知事選(4月10日投開票)のPRが思うようにできていない。若者の投票率向上を狙ったが、原発事故で節電を余儀なくされているためだ。都選管は「投票率を伸ばしたいが、啓発が足りない」と危機感を募らせる。
記事によると、当初、AKB48が出演する啓発動画を繁華街の街頭ビジョンを中心に、電車内のモニター、駅のデジタルポスターなどで展開する予定だったという。だが、計画停電や節電のあおりを受けて軒並み中止になってしまったとのこと。
ただ一方、AKB48のメッセージ動画を見ることができる都選管の特設サイトはアクセスが高いそうだ。
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AKB起用したのに…都知事選PR、節電で苦戦 (asahi.com)■
東京都知事選挙サイト