J-PECが補助金交付申込件数を公開
経済産業省の太陽光発電補助制度を執行している太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)が、平成21年1月~平成22年12月末までの補助金交付申込受付件数を公開した。
最多は愛知県で最少は秋田県
公開されたデータによると、最も申請の多かった都道府県は愛知県で、期間内の新築・既築を合わせて23,179件の受付となっている。続く2位は埼玉県で、3位が東京都と、都市部への設置が多かったことがうかがえる。
反対に最も申請が少なかった県は秋田県の1,192件で、その後には石川県、青森県と、日照時間の少ない北国が多い結果となった。ちなみに、日照時間が多いと言われる山梨県や高知県などは、30番台と低い位置にとどまっている。
立地を活かすチャンス?
太陽光発電は設置費が高額なため、簡単に取り付けることは難しいが、こうした補助制度の導入により、すこしずつ普及し始めている。
環境配慮が基本となりつつある昨今、日照時間が多い地域などは、こうしたハード整備に力をいれたまちづくりをすることも、地域をアピールするポイントとなりそうだ。
J-PEC 太陽光発電普及拡大センター
http://www.j-pec.or.jp/