瀬戸内の島を舞台にした芸術祭
瀬戸内海の島々を舞台に、7月19日~10月31日の期間で開催された、瀬戸内国際芸術祭の地元への経済効果が約111億円に上ったとの推計を、日銀高松支店と芸術祭実行委員会が発表したと、四国新聞社が報じている。
予想を上回る経済効果
この結果は、当初予想していた経済効果50億円を2倍以上上回るという嬉しい結果。来場者数も予想より30万人多い約93万8千人に達したという。
日銀の清水季子支店長はこの結果に対して次のように語っている。
「アート作品の魅力はもちろん、美しい海や島々、そこに暮らす人々といったトータルの魅力が高かった。メディアを通じて世界に広く発信されたことも見逃せない」
文系女子や草食系男子が注目される昨今において、芸術祭の開催もまた、注目すべき地域おこしの1つの手法と言えそうだ。
瀬戸内国際芸術祭2010
http://setouchi-artfest.jp/四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20101221000068