第4回目のNYC Food Film Festival
様々な映画祭が行われるニューヨークで、ユニークな映画祭が6月23日から27日まで開催されました。この映画祭、食をテーマにした映画を上映し、同時に映画で取り上げられた食事も楽しめるというカジュアルなイベントです。
牡蠣をテーマにしている映画であれば、オイスター・バーが用意されているという具合に、テーマに沿った食材が用意されているわけです。映画を見ていたらそこに登場する食べ物がとてつもなく食べたくなるということよくありませんか?そんな心理を見事についた企画です。
会場は3ヶ所
マンハッタン、クィーンズ、ブルックリンの3ヶ所の屋外会場で、食べ物や食に関連する人物などを題材に映画が36作品を上映されました。映画は、1分の短編や90分の長編、ドキュメンタリー、フィクション、アニメーションなどとさまざまですが、その中から6部門で各優秀作品が選ばれました。
地元の映画も受賞
海外の作品も台北の夜の屋台を描写する "Night Market Taipei" や、200年以上の歴史ある菓子店を営むヨーロッパの一家を追った "Flowers, Fruit, Sugar, and Spices" などが上映されました。
そんな中で、惜しまれつつ閉店したニューヨークの老舗ダイナー "Florent" をテーマにした映画 "Florent: Queen of the Meat Market" が、ベストフィーチャー賞とメイド・インNY賞の2つの賞を受賞しました。

NYC Film Festival(英語)
http://www.nycfoodfilmfestival.com/You Tube
http://www.youtube.com/