
6月5日の世界環境デーを迎え、中国の甘粛省(かんしゅくしょう)では、皆で環境を守ろうというキャンペーンをスタートした。
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甘粛省環境保護庁の馮傑長官は、「この活動を通して社会各界、および多くの市民の環境保護に対する意識が高まり、自分から進んで、環境にやさしい生活を送り、「エコ都市甘粛省」の建設に力を発揮してくれるだろう」と話す。
このキャンペーンは1ヶ月行われる。6月4日の式典では、甘粛省環境保護庁が作成した2万冊の環境保護に関する冊子や、50万部のチラシ、5000個のエコバッグが市民へ配布された。また、環境保護に関する法令の説明や環境保護に関する相談にも応じた。
社会の一員として取り組むべき環境保護
馮傑長官によると、甘粛省の環境保護問題に関しては依然として問題が多い。インフラの建設も滞り、また市民の意識もまだ低い状態である。
「良好な生活環境は、人類が生存し発展していく根幹となるものである。環境を保護していくことは、社会全体、そして一人ひとりが取り組んでいくべきことだ。」と述べている。

「“甘肃环保进万家”宣传活动今日在兰州正式启动」
中国新闻网(中国語/ニュースサイト)
http://www.chinanews.com.cn/sh/news/2010/06-04/2324944.shtml