地元の畑でオーガニックの野菜を作る
ニューヨークでは、地域の非営利団体が運営する畑で地元の農家と一緒になってオーガニックの野菜を栽培し、収穫された作物は会費を収めるメンバーに冬場は月1回、夏場は週1回分け与えられるという地域の農園システムが人気をよんでいます。
ブルックリンのクリントンヒルでは、メンバーがボランティアとなって収穫や作物の配布を手伝い農園の運営を支えており、農作物のみならず卵やチーズ、はちみつ、ジャムや自然の草食で育てられた肉類なども信頼できる地元の指定農場との協力で入手できるようになっています。
所得に応じて違う会費
入会金は15ドル。ユニークなのは、年会費が所得に応じて違うことです。年収が30,000ドル以下の家庭では、495ドル。30,000ドル以上の家庭では、315ドル。支払い方法もパーソナルチェックやマネーオーダーと現金では行わずにトラブルを発生を防ぐ工夫もされています。
食の安全が懸念される昨今、地域住民の関心を呼んで今年度のメンバーは既にいっぱい。残念ながら募集は締め切られて、ウエイティングリストができるほど人気だそうです。
編集部 Yu
Clinton Hill Community Supported Agriculture
http://www.clintonhillcsa.org/