
沖縄に地域の公民館で練習する
バンドメンバーがいることをご存知だろうか?
そして、そのメンバーが練習場所のお礼として
自治会行事に参加し、音楽で地域行事を
盛り上げていると言えばどう思われるだろうか?
沖縄県うるま市の美原公民館を借りて練習しているのは
10代の学生バンド「matsukoDX(マツコデラックス)」
自宅での練習が手狭だったため、メンバーの一人が
自治会長に頼み、週に1回、練習場として
公民館を貸してもらい、そのお礼に敬老会や
自治会まつりなどに参加、演奏を披露しているという。
子ども達の夢を応援する地域
音楽に励む若者に対し、地域の大人達は
“いい顔”をしないことが多い。
しかしこの話は、地域が子ども達の“夢”を受け入れ、
練習場所だけでなく演奏の場も提供する形となり、
地域でその夢を応援しようという雰囲気が出来上がっている。
実際、このmatsukoDXも、
地域に支えられていると感じ、
いつかは有名になって美原に帰って来たいと
意気込んでいるという。
子どもであれ大人であれ、
夢を持ってがんばる人は応援してあげたい。
応援を受けた人達もきっと
そんな想いに答えてくれるに違いない。
そしてそんな応援が、地域活動につながり、
地域活性化のきっかけにもなるということも
しっかり覚えておきたい。