
栃木県下野市が新たな市庁舎建設に伴い、
その基本構想案の説明会の内容を
動画サイト「YouTube」で配信している。
本取り組みは、市内全域に整備された光ファイバーによる
電子サービスの充実と、より多くの市民に
構想案を知ってもらう為に実施したもの。
市のホームページでは動画だけでなく
説明会の資料もダウンロードすることができる。
地元住民は自治体のホームページを見ているか?
全国どの自治体も、ホームページこそ持っているものの、
インターネットをうまく活用している例はまだ多くはない。
ただ、それは自治体の姿勢だけでなく、
地元住民が自治体のホームページを見る機会、
電子サービスに接する機会が少ない
ということも言えるのかもしれない。
実際に筆者が動画を拝見したとき、
その再生回数は100回程度であった。
しかしながら、こうしたインターネットの活用が
住民に認知されるようになれば、
より細やかな住民サービスや経費の削減などに
繋げることも可能であると思われる。
市では今後もイベントなどを動画配信する意向を示している。
そうした行政サービスの地元への広がりに注目したい。

下野市WEBサイト
http://www.city.shimotsuke.lg.jp/