
栃木県日光市のテーマパーク「東武ワールドスクウェア」が
GWの例年に無い混雑で嬉しい悲鳴を上げた。
「東武ワールドスクウェア」はユネスコの
世界遺産に登録された建築物などを
精巧なミニチュア(1/25の縮尺)で再現したテーマパーク。
そこに先月24日から、ホンモノより一足早く
「東京スカイツリー」のミニチュア展示を
スタートさせたことがこのGWの集客に繋がったようだ。
ミニチュアといっても高さは26m。迫力は十分だ。
トレンドの先取りで集客アップ
多くの日本人がその完成を心待ちにしている東京スカイツリー。
そのふもとには、まだ未完成にもかかわらず、
多くの人が足を運んでいるという。
今回の例は、そんな人気を先取りし、
ミニチュアながらもいち早く“完成”させたことが
成功の要因になったと言えるだろう。
たとえその土地独自のものでなくとも、
皆が注目しているものが姿を現せば話題になる。
話題になれば人が集まる。
こうした人々の関心事を素早く取り入れることも
地域活性化の1つの手段と言えそうだ。
ただし流行は過ぎるもの。一時で終わらせない為にも、
来てくれたお客さんの心を掴む工夫や努力が必要なことを
忘れてはならない。

東部ワールドスクウェア
http://www.tobuws.co.jp/