
眠っている空き店舗や使われていない事務機器が
有効に活用されれば、まちが元気になるかもしれない。
和歌山市の委託事業として
わかやまNPOセンターが「NPOサポート資源提供事業」という
“遊休資源”をまちづくりや福祉活動などに
役立てる取り組みを行っている。
(写真はイメージ)
取り組みは、まず資源を持っている会社や商店等が
提供できるものを同センターに伝え、
センターがそのネットワーク力を生かして
NPOや福祉施設等とのマッチングを図る、という流れ。
空き店舗だったスペースが絵本図書室に改装されるなど、
少ずつ実績も上がってきている。
win-winのまちづくり
一見すると提供する側のメリットは少なそうだが、
不動産ならその維持費を確保できたり、
事務機器は廃棄のコストを抑えられたり、
また、活動を企業の社会貢献として
PRできるなど、様々な効果が期待できる。
もちろん、実際の現場では、
いろいろと課題もあると思われるが、
そこはセンターの腕の見せ所だろう。
使われていない「もったいない」が
明るいまちを演出する日は近い。

わかやまNPOセンター
http://www.wnc.jp/