
沖縄県豊見城市にあるラジオ放送局「FMとよみ」で
今年2月からスタートした番組
「あいとあおいのSchool days!」が好評を得ているという。
本番組は、職場体験としてFMとよみの仕事に触れた
豊見城市立伊良波中学校の3年生、糸村葵さんと新里愛さんが
ラジオの番組づくりに興味を持ったことから実現したもの。
2人がパーソナリティーとなり、
部活の大会で活躍した選手に話を聞いたり
生徒会が運営した卒業式の様子をお知らせするなど、
中学生のありのままの姿を伝えている。
その評判は、同じ中学生だけでなく、
親の世代となる大人からの評価も高く、
メール等で感想が寄せられたりしているという。
地元を好きになるきっかけ
中学生と言えば遊びたい盛り。部活や受験勉強もあり、
地元のことを好きになるヒマはほとんど無い。
すぐに高校生となり、大学進学や就職で地元を離れていく。
ただ、もし離れたとしても、やっぱり地元がいいなと
帰ってきてくれる人であってほしい。
地元が大好きな人であってほしい。
このラジオ番組は、パーソナリティーの2人をきっかけに、
地元の子ども達が地元に触れることで、
地元を好きになるチャンスを作ってくれている気がする。
まちづくりは、今の現状だけでなく少し先の未来も見据え、
こうした子ども達へのチャンスを
たくさん用意してあげられる形でありたい。
FMとよみWEBサイト
http://www.fm-toyomi.com/「あいとあおいのSchool days!」
第1、第3日曜日の朝9時から1時間。