食のプロを育成する学校「レコールバンタン」が、
東京恵比寿に47都道府県のご当地食材が味わえる
カフェ『恵比寿47Kitchen』をオープンさせる。
オープンは5月19日。
月ごとに全国2ブロックから食材を選び、
その地域の特産品などを使ったメニューを
ドリンク付きの1,000円ランチとして提供する。
【恵比寿47Kitchen概要】
■営業時間:11:30~15:00
(※5/19~9/30までのプレオープン期間中はランチタイムのみの営業です)
■定休日:月曜日
■5月のメニュー:
※すべてサラダ またはスープ、ドリンク付き
【パスタ】
秋田特産いぶりがっことベーコンのペペロンチーノ
ボロネーゼ(ミートソース)パスタ うるい添え
【ライスボール】
北海道産アスパラと季節の野菜のスープカレー
三陸沖初鰹と新玉葱のマリネ丼
■座席数:24席
■住所:渋谷区恵比寿南3-9-4 (JR山手線・地下鉄日比谷線 恵比寿駅:徒歩5分)
※地図内、バンタンパワースタジオ:http://www.vantan.jp/map/index.html
■ご予約・お問合せ先メールアドレス:hito @ vantan.co.jp
プロを育てる現場教育
レコールバンタンは「プロになるにはプロに学ぶ」
というコンセプトで授業を展開している食のプロ育成スクール。
授業は約8割が実習であり、今回オープンするカフェの運営にも
開業を目指すマスターコースの学生や卒業生が携わるという。
まさにプロを見据えた現場教育である。
地方の現場教育の役割
このような現場体験の場は、
大学生のインターンシップをはじめとした企業体験、
まちづくりの現場に参加する機会など、
地方でも数多く開かれている。
ただ、そうしたせっかくの機会でありながら、
受け手はどこか“お客さま扱い”であったり、
学生側も、楽しそう、単位のため、といった
目的意識の薄い参加であることが多いように思われる。
この「恵比寿47Kitchen」とまではいかなくとも、
受け手は取り組みの一部を思いきって任せ、
足りないところはサポートするといった、
一種の教育環境をつくることも、
まちづくりの大切な役割なのではないだろうか。
こうした経験で達成感を得た若者は
その感情から地元に残る可能性も高くなる。
労力はかかるかもしれない。
だが、こうした教育環境をつくることは
大都市の負けない地方をつくる第一歩になるはずだ。
「食」のデザインスクール
レコールバンタンWEBサイト
http://www.lecole.jp/