加古川市、NTT PARAVITA株式会社、パラマウントベッド株式会社の3者は、加古川市が直面する超高齢社会における社会課題の解決、高齢者のQOL向上を目的に、睡眠に着目したヘルスケアサービスのフィールド実証を、4月より開始した 。
健師・看護師から、睡眠改善に資する生活習慣の改善指導を行う
NTT PARAVITAは、NTT西日本とパラマウントベッドの合弁会社として、令和3年7月に設立された。
これまでのフィールド実証で培ったノウハウ等をもとに、睡眠に着目した地域住民の、健康維持・改善、疾病の予防をめざすサービス「ねむりの見守り」(
https://nemurinomimamori.nttparavita.com )を、5月に提供開始した。
フィールド実証は、地域包括支援センターで「ねむりの見守り」を活用し、睡眠から高齢者のQOL向上をめざす仕組みを検討するために実施する。
地域包括支援センターかこがわの協力のもと、加古川市居住の要支援認定者約10名を対象に、シート型の睡眠センサー(Active Sleep Analyzer)を、約3ヶ月間利用してもらう。
そして、毎月取得した睡眠状況をレポートにして、利用者に郵送した後、NTT PARAVITA保健師・看護師から、睡眠改善に資する生活習慣の改善指導を行う。
さらに、利用者の同意のもと担当ケアマネジャーへ情報提供を行い、ケアプランへの活用に資するサポートを実施する。
(坂土直隆)