建築と不動産の専門性を活かし、地域づくりを手がける株式会社きんつぎが挑戦する、商店街のビル再生プロジェクトが始動する。
半世紀以上、地域の人に愛された洋装店が、ツクリテがチャレンジできるまちづくり拠点、「瀬戸くらし研究所」へと生まれ変わる。くらし研究所始動に伴い、9月9日(金)からクラウドファンディングを開始した。
URL:
https://camp-fire.jp/projects/view/611873 小さな飲食ブースを3つ設け、客席を共有することで、出店費用を抑える
昨今の瀬戸市の商店街は、ノスタルジックな雰囲気や、商店街ならではの人の暖かさの魅力が再認識され、出店希望の問合せが増えている。
しかし、昭和初期から続く商店街の建物は、老朽化が激しいものが多く、新規出店には多額の改修費用が必要となる。さらに、駅から徒歩5分以上あるため、新規出店した場合の集客への課題も見られる。
くらし研究所では、このような新規出店のハードルを下げる取り組みとして、小さな飲食ブースを3つ設け、客席を共有することで、出店費用を抑えられる仕組みをつくる。
さらに、くらし研究所、多用途の複合拠点となっていることでの集客の利点や、様々な客層が来場することで、テストマーケティングを行うこともできる。
●建物概要
【名称】瀬戸くらし研究
【オープン日 】2023年2月予定
【用途】飲食ブース、シェアキッチン、コワーキングスペー
ス、シェアキッチン工房、ギャラリー
【住所 】愛知県瀬戸市末広町 2-22 (末広町商店街内 旧ヴ
ィーナス)
(坂土直隆)