街づくり会社ヤマガタデザイン株式会社とTDK株式会社は、山形県庄内地方及び秋田県にかほ市、由利本荘市において相互の事業連携強化を図ることで、広く全国に展開可能な日本の地方活性化のモデル事例を創出することを目的に、「街づくり連携協定」を、5月25日(火)に締結した。
農業用ロボットの開発連携
ヤマガタデザインでは、山形県庄内地方を前述の「モデル地域」と位置づけ、ヤマガタデザインの事業を基盤に大手企業と連携し、"社会実験や新たなビジネス創出などを通じた課題解決"を目指す取り組みをスタートさせる。
この度、ヤマガタデザインとTDKとは、特に農業と教育の分野で取り組みを開始する。
ヤマガタデザインのグループ会社の有機米デザイン株式会社は、有機米市場の拡大を目指して、田んぼの自動抑草ロボットの開発などに取り組んでいる。
ヤマガタデザインは、5月25日(火)、TDKから2億円の出資を受けた。今後、TDKが保有する技術を活用し、実用化に向けて開発を加速させる。同時に、TDKの創業の地である秋田県にかほ市の圃場でも、連携した実験を進めていく方針だ。 (慶尾六郎)