鎌倉市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクは、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」で、新型コロナウイルスの影響による市内生活困窮者に食を届けるプロジェクトを開始した。
募集期間は10月1日(木)~11月15日(日)(46日間)、目標寄付金額は100万円。
プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1009
困窮世帯に食を直接届けられる仕組みの構築を目指す
新型コロナウイルス感染症の影響で、失業や休業により収入が減少し、食費を切り詰めざるを得ない生活困窮世帯や、ひとり親家庭など孤立しがちな世帯が増えている。
このような世帯も含め、地域における居場所の一つとなるよう一般社団法人「ふらっとカフェ鎌倉」では「みんなの食堂」を開催している。
しかし、いわゆる「新しい生活様式」のもとでは、複数人が屋内で集まって飲食を行うことへのリスクがあり、従来通り実施することが困難な状況だ。
そこで、困っている世帯に食を直接届けられる仕組みとして「フードパントリー事業」を実施することで、地域での新しいつながりが生まれ、気にかけ合う関係性の構築による地域共生社会の実現を目指す。 (慶尾六郎)