一般社団法人 ちの観光まちづくり推進機構では、長野県茅野市内で、風土や地域の事情を反映した個性ある4軒の古民家を、各地で古民家の改修と再生活用を続ける東洋文化研究者のアレックス・カー氏のプロデュースのもと改修し、5月に宿泊施設として開業する。
3月17日(火)には、公式Webサイトがオープン予定。今後、準備が整い次第、順次予約を受け付ける予定。
4棟の古民家を利用した一棟貸し素泊まりの宿泊施設
機構で進めている「観光まちづくり」の柱として、茅野市内で年月を重ねてきた4棟の風情ある古民家を利用した、一棟貸し素泊まりの宿泊施設「ヤマウラステイ」が5月にオープンする。
4棟の古民家の改修にあたっては、日本文化研究・古民家改修の第一人者として知られるアレックス・カー氏がプロデュースを行い、長い歴史が積み重ねてきた柱や壁、家自体が持つ歴史の風格や美しさを大切にしつつ、機能の面で大規模な改修を施した。
古民家の持つ贅沢な佇まいと、家としての快適さを、カー氏の美意識でつないだ上質な空間を実現した。
ヤマウラステイと「ちの旅」による観光客と住民との交流を通じて、美しい風景、まちなみ、伝統的な暮らしや食文化などの地域の魅力を残しつつ、持続可能な地域をつくることを目指す。 (慶尾六郎)