岩倉市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画、運営する株式会社トラストバンクは11月13日、クラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(GCF)で、市制50周年を記念し、市民や事業者などと協働した岩倉市のお土産開発を目的としたプロジェクトを開始した。
募集期間は11月13日~12月31日、目標寄附金額は150万円。
岩倉市の素材を活かしたお土産品を開発
岩倉市は、日本のさくら名所100選に選ばれた桜並木や毎年開催する「岩倉桜まつり」などにより、県内外から多くの観光客が訪れるが、目玉となるお土産がないため、その場限りの消費にとどまっている。
同プロジェクトは、名古屋コーチンや水耕栽培トマトをはじめ、たくさんの魅力ある岩倉市の素材を活かしたお土産品を市民や事業者などと協働して開発する。
そして、ふるさと納税のお礼の品として寄附してもらったり、インターネットショッピング等でご自宅にお取り寄せしてもらったりすることで、来訪者と岩倉市がつながり続けることができるようにするためのプロジェクトとなっている。
寄附金はお土産品開発のためのコンセプト決定に関するコンサルティング経費、お土産品試作に必要な材料費等、お土産品開発事業者へのアドバイザリー経費、プロモーション経費の一部に使用する。 (慶尾六郎)