岩手県は、2月14日(金)より、復興情報発信動画「復興新時代をいわてから。〜いのちをつなぐ未来館・菊池のどかさん〜編」「復興新時代をいわてから。~水門・陸閘自動閉鎖システムと野田村消防団~編」を公開している。
震災の教訓を全国に伝えながら防災意識向上の重要性を伝える
この動画は、東日本大震災後さまざまな場所で復興に取り組み、新しい時代を切り開いている岩手県の様子を発信する。
「復興新時代をいわてから。〜いのちをつなぐ未来館・菊池のどかさん〜編」では、震災当時釜石東中学校の3年生だった「菊池のどか」さんが出演している。
震災時には隣接する鵜住居(うのすまい)小学校の生徒とともに避難し、学校にいた児童・生徒全員の命を守った「防災教育」。当時の経験から震災の教訓を全国の人に伝えながら、日頃の防災意識向上の重要性を伝えている。
また、「復興新時代をいわてから。~水門・陸閘自動閉鎖システムと野田村消防団~編」では、東日本大震災で消防団の方々が犠牲になった教訓から、有事の際に水門や陸閘を自動で閉鎖するシステムの導入を進めており、誰ひとり犠牲にしない防災のまちづくりの取り組みを紹介している。 (慶尾六郎)