独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部では、山梨県北杜市及び山梨県立北杜高等学校と連携し、高校生と中小企業者による魅力ある地域資源を活かした共同商品の開発、同商品の都内プロモーション・地元常設販売に取り組む「住み続けられるまちづくり推進プロジェクト」を実施する。
なお、この取組みは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である持続可能な開発目標SDGsの実現を視野に入れた取組み。
豊かな「食と農」を活用したまちおこし
プロジェクトの目的は、八ヶ岳、南アルプスで育まれた豊かな水や自然環境がもたらす「食と農」を活用するというもの。
地域の中小企業者や新規創業者、地域住民、特に次世代を担う地元高校生が連携しビジネスに繋げることを通じて、地域の稼ぐ力を醸成することを目的にしている。
また、若者が地域の素晴らしさを理解することで、SDGsの11番目の開発目標である「住み続けられるまちづくりの推進」に取り組む。
(慶尾六郎)