「日本で2番目に人口が少ない町」京都府笠置町が、まちの交流人口拡大のため、“人がつながる拠点づくり”に着手する。
活用するのは、まちの温泉施設「笠置いこいの館」。この施設にサテライトオフィスとしての機能を加えることで、地域住民や観光客はもちろん、「心地よい環境で働きたい」と願う人々が一所に集えるようにする。
「つながりのまち」として、新たな一歩を踏み出す
地域・世代を超えてあらゆる人が集うスポットとして、「笠置いこいの館」がリニューアルオープンを果たすのは、2018年4月下旬。笠置町は、「つながりのまち」として、新たな一歩を踏み出す。
活用するのは、緑に抱かれたまちの温泉施設「笠置いこいの館」。笠置山麓から湧き出る独特のぬめりのある天然温泉が、“美肌の湯”として知られる人気のスポット。
笠置山と木津川からなる渓谷のまち・笠置町は、桜・紅葉の景勝地であり、カヌーやボルダリング、キャンプといったレジャースポットも豊富。
笠置町は、京都府と奈良県の境に位置するまちで、平安時代から鎌倉時代にかけては弥勒信仰の聖地として全盛を極めた。
国の史跡名勝・笠置山と、清流・木津川が美しく、桜や紅葉の名所としても有名。また、カヌーに最適なスポットや関西でも有名なボルダリングエリア、キャンプ場などがある、レジャーのまちでもある。
(慶尾六郎)