「社会を変えるプロダクト」を設計・展開する株式会社シデカスは、地域の伝統産業と地域のスポーツチーム双方の価値を向上するための、新・地域密着ブランド「アラムナイ」を立ち上げる。
第一弾として、兵庫県の伝統産業である織物「播州織」の職人と協力し、JFL入りを目指すサッカーチーム「バンディオンセ加古川」の応援アイテム「バン州織マフラータオル」を6月10日に発売する。
新しい発想の「地域密着ブランド」
日本には、地域に根差した伝統産業と、応援すべき数多くのスポーツチームがある。中には全国や世界レベルで活躍するブランドや選手もあるが、足元の地元ではあまり知られていないことも多々あるという。
「アラムナイ」(「同窓会」の意)は、地元の伝統産業とスポーツチームを見つめ直し、それぞれのファンやサポーターが入り混じることで、地元に新しい化学反応(ケミストリー)を起こそうという想いでスタートした新しい発想の「地域密着ブランド」。
また、アラムナイの製品の売上の一部は、ライセンス使用料としてチームの収益になる。試合日程の都合などで、普段接点を持ちにくい地元のチームに対してもアラムナイの製品を購入することで間接的に応援することができる。
今回の「バン州織マフラータオル」は、兵庫・西脇の播州織老舗織元にして、唯一無二の生地を創造し続ける「大城戸織布」製のオリジナル生地を使用。
一般的なプリント柄とは違い、「先に色染めした糸で模様を織り出す」ことにより、バンディオンセ加古川のロゴを表現。繊細さと大胆さが文字通り織り成された、特別な仕上がりになってている。価格は各2,500円(税込)。 (慶尾六郎)