「ネットワーク型コンパクトシティー」への関心求める
宇都宮市が先日、市に在住する約20万世帯に配布した「まちづくりと公共交通ネットワーク」を考えるパンフレット。
これについて、市民の意見結果がまとまったが、回答者はわずか312人だったことが、地元の下野新聞に掲載された。
この意見調査は、今年2月16日から4月30日までに募集されたもの。「ネットワーク型コンパクトシティーのどこに関心を持ったか」「公共交通ネットワークのどこに関心を持ったか」などの質問を出し、市民への意見を求めた形だった。
中高年の回答者がほとんど
市が発表した調査によると、まず「公共交通を利用したいと思っている人は多い。もっと充実すればマイカーの使用回数は減る」「拠点化の促進がうまくいくかどうか。魅力や付加価値がないと、どんなに交通網を整えても拠点に人は集まらない」などの意見があった。
ほかにも、渋滞に対する次世代型路面電車(LRT)の整備を望む声なども見られた。
市あての意見は、はがき・電話・電子メールなどで応募でき、回答者のうち男性が6割以上、年代だと60代、70代、50代が多かったという。
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関心低く、市民回答者312人のみ 「まちづくりと公共交通ネットワーク」 |下野新聞「SOON」■
うつのみやが目指すまちづくりと公共交通ネットワーク(パンフレット) | 宇都宮市