本館のほか、椿の湯に続く第3の外湯
愛媛・松山市の観光スポットとして知られる「道後温泉」で、第3の外湯を建設するプロジェクトが進んでいる。
このプロジェクトを進めているのは、道後温泉の旅館、地元企業、観光などの関係者らでつくる「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」。
道後温泉の外湯には、有名な本館のほか、椿の湯がある。
本館改修中の利用客減少を食い止める狙い
愛媛新聞の記事によると、先の6月21日に総会が行われ“本館、椿の湯に次ぐ「第3の外湯」建設プロジェクト推進などを盛り込んだ本年度事業計画を承認”されたという。
そして“プロジェクトは歴史を体感できる新施設で観光客を呼び込み、近く実施予定の道後温泉本館改修中の利用客減少を食い止める狙い”があるとのことだ。
この第3の外湯は、名称が「太子の湯」で、飛鳥時代の建築様式である神明造りや大社造りなどをイメージして、内湯や露天風呂をはじめ、歴史文学や資料を集めた図書館も併設されるという。
もし実現すれば、温泉好きを中心に、話題になること間違いなし。歴史と伝統ある道後温泉が再びクローズアップされる機会にもなりそうだ。
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「第3の外湯」具体化へ 道後温泉まちづくり推進協(愛媛新聞)■
道後物語~道後温泉旅館協同組合~■
「道後温泉 歴史漂う景観まちづくり」(pdf)