岩手・盛岡市のNPO法人、パワーアップ支援室による
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において、沿岸部が津波によって大きな被害を受けた。そして、全国各地から今、次々と支援の手が差し伸べられ、募金も集まっている。だが、その中で、自治体からの支援が受けられない人もいる。
自治体から支援を受けられない人々を支えたいと立ちあがったのが、岩手・盛岡市のNPO法人、パワーアップ支援室だ。
県内で寄付や物資提供を受けられない人々を支援
パワーアップ支援室では、孤立している避難所、指定避難所以外の避難所、家が無事だった人々などには自治体から支援が受けられない状態であると指摘している。
全国各地から救援物資が届いている一方、岩手県または日本赤十字社経由で寄付、および物資の提供を受けられない人々のためにつくられたのが「いわて被災地支援募金」。しばらくの間、急を要していて、かつ自治体からの支援を受けることができない人々を直接支援しているという。
問い合わせは、NPO法人パワーアップ支援室(019-662-7433/info@power-up-support.org)まで。
■ 岩手県盛岡市のNPO法人パワーアップ支援室
http://www.power-up-support.org/