伝統工芸品が防災グッズに
電子部品を製造する光電子株式会社(宮城県)が、発光ダイオードと鳴子こけしを組み合わせた斬新な防災グッズを開発したと、日刊工業新聞などが報じている。
(画像はイメージ)Flickr:
yoppy's photostream台座には太陽光発電を搭載
同商品は、宮城県の伝統工芸品である鳴子こけしに発光ダイオードを組み込んだ懐中電灯。太陽光発電を搭載した台座とセットになっており、普段はこのソーラーパワーでこけしに電力を供給する。そして非常時、地震が発生したその揺れでこけしが倒れると、自動で発光する仕組みとなっている。
古今融合の防災グッズ
こけしを使った同様の製品は既に存在するとのことだが、電池切れの心配がない太陽光発電と、自動で点灯し誘導灯にもなる本製品は、古今が融合した新しい防災グッズとして注目を集めそうだ。同社は今年度の商品化を目指しており、価格は2万5000円を想定しているという。
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320110110ceaq.html光電子株式会社
http://www.hikaridenshi.co.jp/