2008年のコソヴォ独立宣言
オランダ、ハーグの国際司法裁判所(ICJ)小和田恒所長は、7月22日にセルビアから2008年2月に行われた「コソヴォ独立宣言」について、一般的な国際法には独立宣言を禁止する条項はないと指摘し、独立は合法と判断しました。
依然数々の問題が残る現状
コソヴォが加盟を目指す欧州連合(EU)の加盟27カ国中、22カ国は既にコソヴォの独立を承認していますが、分離独立運動や少数民族問題を抱えるスペイン、ギリシャ、キプロス、スロバキア、ルーマニアの5カ国は承認していません。
ただ、今後コソヴォを独立国として承認する国の数も現在の六十九カ国から増えると見込まれており、クリントン米国務長官も「独立宣言は合法だという米国の見解と一致する」と歓迎を表明し、各国にコソヴォ承認を促しています。
今回の国際司法裁判所の判断に法的拘束力はないものの、これによりコソヴォを承認する国が増えると見込まれ、独立を認めないセルビアへの圧力も強まる可能性があるようです。

RT(英語)
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