Green Roof
マンハッタンでは最大規模の最初の試みである「グリーンルーフ」として、昨年7月に完成ニューヨーク、マンハッタンのミッドタウンにあるアメリカ郵政ビル(USPS)モーガン郵便物集配施設の屋上緑化が、実際に消費エネルギー量の削減に貢献に成功しているとの報告がなされました。
目標は2015年までに30%減
これは、USPSが環境問題対策の一部として行ったもので、2015年を目処に30%のエネルギー使用量削減を目標に建設されました。建設当初は、冷暖房費約30万ドルの節約を推定されていましたが、1年が過ぎた現在の段階で既に目標までの3分の2以上を達成しているそうです。
2.5エーカーに及ぶ敷地には、多年草を含む木々や、コーラルカーペットなどの先住植物、維持管理に全く手のかからない芝生が植えられているほか、ブラジル産のイペ材を使用したベンチ14個も設置され、都会のど真ん中にいることをしばし忘れさせてくれるような憩いの場になっているようです。
グリーンルーフの寿命は50年とされており、今後益々省エネ効果と同時に、同様のグリーンリーフが他にも増えることにも期待が集まっているようです。
United States Postal Survice
http://www.usps.com/