カラフルなヘルメット、Makarapa!
サッカーワールドカップ南アフリカ大会で、ブブゼラ (Vuvuzela) 同様に人気となっているのが装飾されたヘルメット、マカラパ (Makarapa) 。元々は工事現場用のプラスチック製ヘルメットで、これに切り込みを入れて立体的に折り曲げたり、人形やボールなどの形の装飾を更に付けるなどしてカラフルに色づけしたものです。
このマカラパを最初に作ったアルフレード・バロイさん (Alfred Baloyi) は、スタジアムで後ろの人が投げたビール瓶が前の列の観客に当たったのを見た時に閃いたと言っています。
ひとつひとつが手作りのオリジナル
マカラパは全てが手作りなので量産ができません。ワールドカップに出場している国の有名選手や国の特徴をうまく活かしてデザインし、丁寧に色づけされて作られていきます。
以前は1日に3,4個だった売れ行きが、ワールドカップ開催と同時に伸び続けています。値段は一番安いもので1つ49.99ドルからありますが装飾によって様々だそう。
急遽広げられたマカラパ工場で急ピッチなマカラパ作りが進められているそうです。マカラパは、あっという間にすっかりヨハネスブルクのシンボルになっているようです。

Baloyi Makarapa
http://www.makarapa.co.za/You Tube
http://www.youtube.com/