フェイラデルフィアのグリーンな取り組みとは
フォラデルフィアでは6年間プランを立て、エコに対する取り組みをしてきました。そして今年節目の6年目を迎え、全米で最もグリーンな都市として認められたそうです。
この6年間の指標として、市内において使用されているエネルギーを30%削減し、温室ガスも20%減らすこと、更に従来の2倍のグリーンな取り組みを行うことを宣言していました。
具体策
フィラデルフィアでは、積極的にゴミを減らし、地元の食材を使う地産地消を推進。それらはまだ完全な目標達成には至っていませんが、大きな改善がみられているようです。
市内あちこちで「大きなおなか」の愛称を持つ太陽電源のゴミのリサイクル回収車を見かけることができ、この車のおかげでゴミのリサイクル率は以前の3倍にまで上ったそうです。
また自転車専用道路の充実も計り、信号ももちろんLEDへ変更を押し進めています。
まだまだこれから
実際にヨーロッパの国々に比較するとこのフィラデルフィアの数字はまだまだ足下にも及ばないそうですが、アメリカ国内では最も高い改善が認められています。
シカゴ、デンバー、ポートランドと全米でグリーンな都市であることを宣言している都市は他にも沢山ありますが、フィラデルフィアでは一時的ではなく、継続してこの取り組みを続ける土壌作りができているようです。
歩ける町
何よりも市内どこでも車ではなく、自転車や歩行者が歩きやすい街づくりが行われているということは、全米で注目すべき点となっているようです。
編集部 Yu

Reuters (英語)
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