
北京市薬品監督管理局では、薬品を安全に使用するための冊子50万部を作成し、北京市民への郵送を開始した。
北京市薬品監督管理局の局長によると、北京市の薬品の仕入れや保管面を調べるため、抜き取り検査を行ったそうである。その結果製品の合格率は98%と、全国でもリードしていることが判明した。
北京の医療改革計画には、市民からも社会からも注目が集まっている。北京市薬品監督管理局局長によると、例えば薬品製造会社の製造過程を原材料から監視するなど、現在すでに相応する監視・管理手段をとっているということだ。
漢方薬にも副作用は見られる
北京市の薬品副作用監視測定センター主任によると、ここ数年、薬品の副作用に関する数値の上昇は、比較的落ち着いているということだ。以前は漢方薬には副作用はないとの認識だったが、実際、監視測定センターに届く報告の中には、漢方薬の副作用も見られている。
薬品の安全性はもちろん、薬品に関する広告、説明書の改善も今後の医療改革に重要な役割を果たしていくだろう。

「50万安全用药手册陆续送到市民家」
北京日报(中国語/ニュースサイト)
http://203.187.173.204/bjwb/html/2010-06/04/content_277746.htm