横浜市と東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、横浜市中期計画に掲げる「住みたい・住み続けたい・選ばれる都市の実現に向けたまちづくり」の推進に関する協定を締結した。
デジタル技術を活用し、都心臨海部の魅力資源をつなぎ、来街者の回遊を促進
NTT東日本は、「地域に密着した現場力とテクノロジーの力で、夢や希望を感じられる持続可能な循環型の地域社会を共創」することをパーパスとして掲げ、これまでもデジタル技術の活用により、横浜の都心臨海部での取組に協力してきた。
こうした取組をより一層推進し、横浜市が掲げる「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」という中期計画の基本戦略とNTT東日本のパーパスの実現に向けて、共にまちづくりに取り組むために今回協定を締結した。
この取り組みでは、デジタル技術を活用し、都心臨海部の魅力資源をつなぎ、来街者の回遊を促進する。観光や交通などの様々な情報を提供することで、快適な観光体験を実現する。また、来街者の属性などのデータを分析し、回遊性の向上や更なるにぎわいの創出に向けた施策を展開する。
さらに、情報収集インフラやデータ等を活用した市民及び来街者の利便性向上や安全・安心に向けた取組や、ICT・データを活用した教育環境や教育手法の整備・改善等の実現に向けた取組を展開する。
(坂土直隆)