沖縄県南城市市民と『d design travel』編集部(D&DEPARTMENT PROJECT発行)の共同制作プロジェクトが始動する。
沖縄県南部に位置する「南城市」は、色鮮やかな海、豊かな緑に恵まれたこの地域は、古来から琉球神話の源であるアマミキヨにより琉球開闢(かいびゃく)の舞台となった土地。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている「斎場御嶽」も南城市の観光名所のひとつ。今回、沖縄県南城市の魅力を発信していくために、市民と観光ガイドを制作するプロジェクトが始まる。
南城市の魅力について考え、具現化する
誌面制作は、南城市にゆかりのある24名の市民有志のと一緒に進行する。
そして、まちの魅力を捉え、伝える上で大切な「第三者の目線」として、全国47都道府県の土地の個性を「デザイン」の視点も加えて選び出し、出版や活動を続けているD&DEPARTMENT PROJECTの『d design travel』編集部が、誌面づくりのナビゲーターとして参加する。
誌面制作は3回のワークショップで構成される。南城市らしい魅力溢れるスポットの選定から、取材について、そして魅力をより伝える文章の書き方や写真の撮影方法など、南城市の魅力について考え、具現化し、参加者それぞれの「伝える技術」を磨いていく。 (慶尾六郎)