文京学院大学は、地域に根差した人材育成と、地域活性化の促進を目的に、本郷キャンパスが所在する東京都文京区のさまざまな分野の魅力を発信する「文京まちあるきコースづくりプロジェクト」を実施した。
プロジェクト実施の経緯と概要
同学の本郷キャンパスとふじみ野キャンパスには、学生・教員、企業、行政、地域住民など多様な立場の人たちが集まり、社会問題の解決を目指す「まちづくり研究センター(通称まちラボ)」を設置している。
このプロジェクトは、人間学部コミュニケーション社会学科の「まちラボプロジェクト演習」の一環として、学生14名が「歴史・文化」、「カフェ」、「聖地・植物」の3つのテーマに分かれ、文京区内の文化資産等を深く調査しながら、オリジナルMAP制作を行った。
文京区への来訪者は「日帰り」客が中心。
区民、来訪者共に今後文京区で体験してみたいこととして「まちあるき」のニーズが高いという文京区の調査を基に、学生達は、「文京区の魅力を幅広い世代に広く知ってもらいたい」と2020年5月から調査を開始し、12月に3つの「まちあるきコース」MAPを完成させた。
完成したMAP1,500部は、「まちラボ本郷」で配布するとともに、本MAP上で紹介した場所や機関等で無料配布している。
(慶尾六郎)