GREEN UTILITY株式会社は、同社が運営するモバイルバッテリーシェアリングサービス「mocha(モチャ)」を楽天生命パーク宮城のスタジアム内、および仙台市の駅周辺に設置する。
そして、来場者が充電に困らない街づくりとスタジアム観戦を実現に向けて、仙台市と株式会社楽天野球団と約3ヶ月のインキュベーションプログラムを開始する。
既存産業に最先端テクノロジーを取り込んでいる仙台市
イノベーションが継続して生まれるエコシステムの構築を目指す仙台市は、「X-TECHイノベーション都市・仙台」をビジョンに掲げ、既存産業に最先端テクノロジーを取り込んでいる。
このことで、新しい価値の創造が連続して起こる世界の実現に向け、取り組みを強化している。
その一環として、2018年より、『SENDAI X-TECH Innovation Project』と題したプロジェクトを始動した。さらに、本年度は仙台市に拠点を置く「株式会社楽天野球団」と「株式会社藤崎」をパートナー企業に迎えたアクセラレータープログラム『SENDAI X-TECH Accelerator』も進行中。
プログラムでは、スタジアムと百貨店を起点に、“都市をアップデートするWAO!体験を創る”ことを目指している。
デモデイに参加したのは、同社以外にも「akippa株式会社」「株式会社バカン」の2社がある。
各社が1月の審査会以降、仙台市および楽天野球団とともにブラッシュアップしてきた共創プランの中身と進捗について発表した。 (慶尾六郎)