「ないものはない」というコピーを掲げ、独自のまちづくりで移住者を増やし「離島の奇跡」とも呼ばれる島根県隠岐諸島の海士町の中学生が、地域の魅力を知ってもらおうと、6月20日に追手門学院大学を訪れ、学生にプレゼンテーションを行う。
この取り組みは島根県海士町の海士中学校が、探究学習の一環として行っているもの。
毎年、修学旅行の機会を利用して都市部の大学生にプレゼンテーションをしている。昨年、地域創造学部のある同学に打診があり、今回で2回目の開催。
海士町の「景観」や「まちづくり」などをテーマとしたツアー
海士中学校からは中学2年生13人が来訪。地元の観光協会から「若い観光客を増やせ!」というミッションを受け、『AMA Tourist Board』を立ち上げた。
海士町の「景観」や「まちづくり」、海士町ならではの「体験」などをテーマとした3つのツアーを企画し、クイズや試食を取り入れながら大学生にプレゼンテーションする。
中学生たちは、4月から今回のプレゼンに向けて調査やネタ集めを進め、事前に地元の人にもチェックをしてもらうなど20時間以上かけて準備を行っており、当日をとても楽しみにしているという。
プレゼンのポイント
・島根県隠岐諸島の海士町の中学生が、地域の魅力を追手門学院大学の学生にプレゼン。
・探求学習の一環で修学旅行を活用して毎年実施。
・今年は大学の授業体験。
【概要】
行 事:島根県海士町の中学生が地域の魅力を大学生にプレゼンテーション
日 時:6月20日(木)10時40分~12時10分
会 場:追手門学院大学総持寺キャンパス1階・Presentation Studio(大阪府茨木市太田東芝町1-1)
参加者:海士中学校2年生13人と引率者、追手門学院大学の学生ら (慶尾六郎)