創業支援や地域活性に取り組む株式会社タウンキッチン(小金井市)は、トークイベント「郊外の空き家を考える会議」を9月10日(月)に開催する。
空き家の可能性について議論を深め、まちづくりについて考える
高度成長期に都心で働く労働者の住宅機能として整備された郊外は、大きな変化に直面している。地域には空き家が増加し、さらに働き方改革によってテレワークやサテライトオフィスが推奨されるなど、郊外と都心の関係を見直す動きも出てきている。
このような郊外を拠点にタウンキッチンは自治体などと協働し、地方創生に係るしごとづくり事業や創業支援施設の運営を通して、地域で事業を始める人を応援してきた。
次の展開として今年5月からは店舗・事務所に特化した不動産事業を始め、翌月には東京都の起業家による空き家活用モデル事業のコーディネーターに選定されるなど、空き家を含めた地域課題の解決に取り組んでいる。
郊外は都市計画による制限が多く、空き家の利活用方法には、例えば店舗併用住宅にするなどの工夫が必要。このイベントでは、空き家・建築・都市計画における各分野の専門家と共に、空き家の可能性について議論を深め、人口減少時代における郊外のまちづくりについて考える。
「郊外の空き家を考える会議」の概要
日時:9月10日(月) 19:00~21:30
場所:小金井宮地楽器ホール 小ホール (JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前)
参加費:無料
定員:50名 (申込先着順)
申込方法:ホームページより事前申込制
http://ko-to.info/course/course-2041/ (慶尾六郎)