大阪をはじめ、千葉からチャレンジした人も
大阪府南部の9市4町からなる「泉州」エリアの歴史や文化などの知識を問う「泉州検定」が、このほど大阪・泉南市の市立文化ホールで行われた。
今回で7回目。約60人が受検した。地元の大阪府内をはじめ、千葉などからチャレンジした人もいたという。
地元を紹介するガイド育成も目的
泉州検定は、泉州エリアに住む人々のために、地元の名産品や行事、歴史、観光などを知ってもらうために始まった。
泉州には例えば、水ナス、シャコ、だんじり祭り、犬鳴温泉、りんくうプレミアムアウトレットなどがある。さらに、日根野荘園、いろは四十八蔵、紡績工業の発展、そして関西国際空港も。地域を訪問した人々をもてなす、まちおこしのためのガイド育成も目的で、2008年から実施している。
レベルは、「並級」「上級」に加えて、今回から難易度の高い「師範級」が新たに設けられた。
産経関西の記事によると、以下のとおり。
会場では、試験直前まで勉強する受験者の姿も。緊張感がただようなか、「タオル織機を開発した人物は」「岡部宣勝が岸和田藩主になる以前、藩主であった藩は」―などさまざまな問題が出され、参加者たちが真剣に取り組んでいた。
全国各地でご当地検定が広がっているが、やはりその土地のことを知るには検定を受けてみるにこしたことはないかもしれない。
■ りんくうフォーラム
http://www.rinku.org/■ 泉州検定に60人が挑戦:産経関西
http://www.sankei-kansai.com/2011/05/26/20110526-053224.php